[成分]ﾆﾛﾁﾆﾌﾞ
[代表]ﾀｼｸﾞﾅ
[分類]抗がん薬
白血病を治療するお薬です｡慢性骨髄性白血病に用います｡
1 特徴
2 注意 裂
3 効能
4 副作用獵
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1【特徴】 ↑
◆ﾁﾛｼﾝｷﾅｰｾﾞ阻害薬(分子標的薬)
◆がん細胞の増殖をまねくBcr-Ablﾁﾛｼﾝｷﾅｰｾﾞを阻害
◆Bcr-Ablﾁﾛｼﾝｷﾅｰｾﾞをより強く選択的に阻害､ｲﾏﾁﾆﾌﾞ抵抗性の変異型に対しても活性を示す
◆臨床試験でも､従来の標準薬のｲﾏﾁﾆﾌﾞ(ｸﾞﾘﾍﾞｯｸ)を上回る有効率が得られている
◆慢性骨髄性白血病の1次治療または2次治療に用いる
◆ｲﾏﾁﾆﾌﾞが効果不十分な場合にも使用可能(2次治療)
◆小児に対する用法も承認される
2【注意】裂 ↑
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病や使用中の薬を医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告(禁止)
●決められた用法用量を厳守
●通常､1日2回12時間毎に服用(食事の前後は避ける)
●定期的に検査を受け､効果と副作用をﾁｪｯｸ
●血液障害(感染症･出血)､不整脈(QT延長)､体液貯留(胸水)等に要注意
●めまいやかすみ目が現れるので､車の運転など危険作業に注意
3【効能】 ↑
慢性期又は移行期の慢性骨髄性白血病
4【副作用】獵 ↑
●食欲不振､吐き気､嘔吐､便秘､下痢､腹痛
●むくみ(手足､顔､目の周り)､体重増加
●筋肉痛､筋肉のつっぱり･けいれん､関節痛
●頭痛､不眠､めまい､発熱､咳､けん怠感
●発疹､発赤､かゆみ､皮膚乾燥､脱毛
●かすみ目､まぶしい､視力低下
●動悸､高血圧
●血液の異常(発熱､のどの痛み､だるい､出血)
●体液貯留(息苦しい､咳､体重増加)
●狭心症･心不全･不整脈(胸痛､息苦しい､むくみ､体重増加､動悸､めまい､失神)
●肝臓の異常(だるい､吐き気､皮膚や白目が黄色くなる)
●高血糖､脂質異常､高尿酸血症
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