[成分]エルロチニブ
[代表]タルセバ
[分類]抗がん薬

肺がんや膵がんを治療するお薬です。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆キナゾリン系の分子標的薬(EGFR-TK阻害薬)
◆がん細胞の増殖にかかわる上皮成長因子受容体(EGFR)のチロシンキナーゼ(TK)を阻害
◆よく効くと、がん細胞の増殖が止まり、がんが小さくなる
◆非小細胞肺がんでは2次治療において生存期間の延長が認められる
◆EGFR遺伝子変異陽性の場合、1次治療薬としても適用(無増悪生存期間が従来の化学療法を上回る)
◆肺がんにおける効果良好な背景因子として、EGFR遺伝子変異陽性、腺がん、東洋人、非喫煙などがあげられる
◆膵がんに対する効能も追認される
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●治療開始にあたり必要に応じて入院
●服薬中は妊娠しないように避妊する
●決められた用法用量を厳守
●食事と十分間隔をあけて服用(食事の影響で副作用が強まるため)
●原則、タバコは吸わないこと(血中濃度に影響)
●グレープフルーツジュースは飲まないように
●間質性肺炎の発現に十分注意すること
●咳や息切れ、発熱、下痢など体に異常があらわれたら医師に連絡
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
●切除不能な再発・進行性で、がん化学療法施行後に増悪した非小細胞肺癌
●EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な再発・進行性で、がん化学療法未治療の非小細胞肺癌
●治癒切除不能な膵癌(錠25mg、錠100mgのみ)
4【副作用】獵
●発疹、皮膚乾燥、肌荒れ、かゆみ、爪の異常、脱毛
●食欲不振、吐き気、下痢、腹痛、口内炎
●間質性肺炎(咳、息切れ、発熱)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
●結膜炎、角膜炎
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使い方


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