[成分]ゲフィチニブ
[代表]イレッサ
[分類]抗がん薬

肺がんを治療するお薬です。非小細胞肺がんに用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆キナゾリン系の分子標的薬(EGFR-TK阻害薬)
◆がん細胞の増殖にかかわる上皮成長因子受容体(EGFR)のチロシンキナーゼ(TK)を阻害
◆よく効くと、がん細胞の増殖が止まり、がんが小さくなる(EGFR遺伝子変異陽性で効果大)
◆効果良好な背景因子として、EGFR遺伝子変異陽性、腺がん、女性、東洋人、非喫煙などがあげられる
◆延命効果は必ずしも証明されていない
◆EGFR遺伝子変異陽性の患者さんを対象とした国内での小規模臨床試験で、生存期間の2倍程度の延長が示される
◆2011年に効能が改められ、EGFR遺伝子変異陽性に限定(陰性では効果が望めない)
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●治療開始にあたり必要に応じて入院
●服薬中は妊娠しないように避妊する
●決められた用法用量を厳守
●ふつう、1日1回1錠を食後に服用
●グレープフルーツジュースは飲まないように
●間質性肺炎の発現に十分注意すること
●咳や息切れ、発熱、下痢など体に異常があらわれたら医師に連絡
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌
4【副作用】獵
●発疹、発赤、かゆみ、乾燥肌、肌荒れ、ニキビ、爪の異常
●食欲不振、吐き気、下痢、腹痛
●間質性肺炎(咳、息切れ、発熱)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
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使い方


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