[成分]シクロホスファミド
[代表]エンドキサン
[分類]抗がん薬

がん細胞や免疫系の細胞を抑えるお薬です。がんのほか、膠原病にも応用します。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆アルキル化薬(DNAをアルキル化して、がん細胞の増殖を阻止)
◆がん細胞や、免疫系の細胞をおさえる
◆多発性骨髄腫やリンパ腫、白血病、乳がんを中心に各種のがん治療に用いられる
◆がんのほか、難治性の膠原病(リウマチ性疾患)に適用
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人、また妊娠中の女性は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●決められた用法用量を厳守
●水分を十分にとり、尿をどんどん出すこと(出血性膀胱炎の予防)
●吐き気や嘔吐、頻尿、排尿痛、また、発熱やかぜ症状など体に異常を生じたら医師に連絡
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
●下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解/多発性骨髄腫、悪性リンパ腫(ホジキン病、リンパ肉腫、細網肉腫)、乳癌、急性白血病、真性多血症、肺癌、神経腫瘍(神経芽腫、網膜芽腫)、骨腫瘍
●下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解(他の抗腫瘍剤と併用)/慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、咽頭癌、胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、睾丸腫瘍、絨毛性疾患(絨毛癌、破壊胞状奇胎、胞状奇胎)、横紋筋肉腫、悪性黒色腫
●細胞移植に伴う免疫反応の抑制(錠のみ)
●全身性ALアミロイドーシス(錠のみ)
●治療抵抗性の下記リウマチ性疾患/全身性エリテマトーデス、全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、多発性筋炎/皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び血管炎を伴う難治性リウマチ性疾患
●ネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモン剤による適切な治療を行っても十分な効果がみられない場合に限る。)
4【副作用】獵
●食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
●脱毛、発疹、皮膚炎、色素沈着
●口内炎、味覚異常
●血液の異常(発熱、のどの痛み、だるい、皮下出血)
●出血性膀胱炎(頻尿、排尿痛、血尿)
●間質性肺炎(咳、息切れ、発熱)
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home