[成分]シクロスポリン
[代表]サンディミュン,ネオーラル
[分類]免疫抑制薬

体の免疫を抑えるお薬です。臓器移植後の拒絶反応を抑えるのに用います。また、免疫系の病気にも広く使われています。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆抗生物質に由来する標準的な免疫抑制薬
◆カルシニューリン阻害薬
◆免疫系のリンパ球に特異的に作用
◆臓器移植後に用いるほか、免疫系がかかわる病気にも有効
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告
●決められた用法用量を厳守
●体に異常を感じたら、すぐに医師に連絡
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
●グレープフルーツジュースは控える
●うがいや手洗いをしっかりすること(感染予防)
3【効能】
●次の臓器移植における拒絶反応の抑制/腎移植、肝移植、心移植、肺移植、膵移植、小腸移植(*ネオーラル)
●骨髄移植における拒絶反応及び移植片対宿主病の抑制
●ベーチェット病(眼症状のある場合)、及びその他の非感染性ぶどう膜炎(既存治療で効果不十分であり、視力低下のおそれのある活動性の中間部又は後部の非感染性ぶどう膜炎に限る)(*ネオーラル)
●尋常性乾癬(皮疹が全身の30%以上に及ぶものあるいは難治性の場合)、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、関節症性乾癬
●再生不良性貧血、赤芽球癆
●ネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイドに抵抗性を示す場合)
●全身型重症筋無力症(胸腺摘出後の治療において、ステロイド剤の投与が効果不十分、又は副作用により困難な場合)(*ネオーラル)
●アトピー性皮膚炎(既存治療で十分な効果が得られない患者)(*ネオーラル)
●川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)(※ネオーラル内用液)
●細胞移植に伴う免疫反応の抑制(※ネオーラル)
●[注意]*製剤により一部異なるので注意
4【副作用】獵
●腎障害(発熱、頻尿、尿が少ない、血尿、むくみ)
●血圧上昇、多毛、歯肉肥厚、熱感、吐き気、糖尿
●ふるえ、しびれ、頭痛、めまい、耳鳴
●混乱、もうろう、けいれん
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
●血液の異常(発熱、のどの痛み、だるい、皮下出血)
●感染症(発熱、のどの痛み、皮膚の発赤・水ぶくれ)
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