[成分]テネリグリプチン・カナグリフロジン水和物配合
[代表]カナリア
[分類]2型糖尿病治療薬

血糖を下げるお薬です。糖尿病の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆DPP-4阻害薬とSGLT2阻害薬の配合剤
◆前者にテネリグリプチン(テネリア)、後者にはカナグリフロジン(カナグル)を採用
◆血糖値に応じたインスリン分泌促進作用と、尿糖排泄促進作用により血糖改善
◆低血糖症のリスクが比較的低い組み合わせ
◆1剤で効果不十分な場合に使用(第一選択薬としない)
◆2剤併用療法が1日1回1錠で済み、服薬管理が簡便
2【注意】裂
●持病のある人、また体調の悪いときは医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●注意事項や副作用、体調が悪いときの飲み方(シックデイルール)について十分説明を受ける
●通常1日1回1錠朝服用、食前・食後は問わない
●飲み忘れたら、その分は抜かし、翌朝1回分服用(2回分を一度に飲まないこと)
●他の血糖降下薬と併用のさいは低血糖症に十分注意
●とくにSU薬などインスリン分泌促進薬やインスリン注射薬と併用する場合は、その減量を考慮
●低血糖症があらわれたら、すぐに糖分(ブドウ糖)をとる
●血糖値やHbA1cのほか、必要に応じ腎機能検査を実施
●糖が尿中に排泄されるため、尿糖検査が陽性になる
●頻尿、排尿痛、陰部の痛みや発赤があらわれたら受診
●脱水、ケトアシドーシスにも注意(副作用の項参照)
●適度な水分補給を心がける(脱水予防)
●食事療法、運動療法も続けること
3【効能】
2型糖尿病。ただし、テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物及びカナグリフロジン水和物の併用による治療が適切と判断される場合に限る
4【副作用】獵
●低血糖症(ふるえ、さむけ、脱力感、動悸、冷や汗、強い空腹感、ぼんやり、気が遠くなる)
●脱水(口渇、多尿、頻尿、血圧低下)
●ケトアシドーシス(吐き気、腹痛、のどが渇く、だるい、息苦しい、深く大きい呼吸、意識低下)
●膀胱炎など尿路感染症(頻尿、排尿痛)、膣カンジダなど性器感染症(性器・陰部の発赤・かゆみ・痛み)
●腎盂腎炎(発熱、寒気、脇腹や背部の痛み、腰痛)
●膵炎(嘔吐、強い上腹部・背部痛)
●頻尿、多尿、のどが渇く
●便秘、めまい、湿疹、血中ケトン体増加
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使い方


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