[成分]ホリナート
[代表]ロイコボリン,ユーゼル
[分類]還元型葉酸製剤

葉酸代謝拮抗薬のメトトレキサートやプララトレキサートの副作用を予防するお薬です。また、高用量製剤を大腸がんの治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆ビタミンの一種である葉酸の活性型製剤
◆ロイコボリンと呼ばれることが多く、略号はLV
◆抗がん薬や抗リウマチ薬と併用
◆葉酸代謝拮抗薬のメトトレキサート(メソトレキセート、リウマトレックス)やプララトレキサート(ジフォルタ)の副作用を回避(ロイコボリン救助療法)
◆テガフール・ウラシル(ユーエフティ)などフッ化ピリミジン系抗がん薬の作用増強
◆高用量製剤(錠25mg)は、ホリナート・テガフール・ウラシル療法として大腸がん(結腸・直腸がん)に適用(5FU/LVと同等の有効性)
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告
●決められた用法用量を厳守
●激しい下痢など体に異常を生じたら医師に連絡(併用薬)
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック(併用薬)
3【効能】
●錠5mg:葉酸代謝拮抗剤の毒性軽減
●錠25mg:結腸・直腸癌に対するテガフール・ウラシルの抗腫瘍効果の増強
4【副作用】獵
この薬自体の副作用はほとんどなし、以下は併用薬による副作用例
●食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
●口内炎、味覚異常
●発疹、かゆみ、色素沈着、脱毛
●血液の異常(発熱、のどの痛み、だるい、皮下出血)
●白質脳症(ふらつき、手足のしびれ、舌のもつれ、物忘れ)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
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