[成分]エドキサバン
[代表]リクシアナ
[分類]抗血栓薬

血液を固まりにくくするお薬です。心房細動による脳卒中や静脈血栓塞栓症の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆抗血栓薬のうちの抗凝固薬(経口FXa阻害薬)
◆血栓形成にかかわるトロンビンの生成過程を抑制
◆血栓を予防、進展を阻止(血栓を溶かす作用はない)
◆心房細動に起因する脳卒中(心原性脳塞栓症)や静脈血栓塞栓症の発症・再発を抑制
◆術後血栓を予防(第一選択薬として期待される)
◆ワーファリンに比べ効果発現が速く、出血リスクはワルファリンよりやや低い
◆頻回な血液凝固能検査は不要(指標とならない)
◆食物との相互作用の心配がなく、薬物間相互作用も比較的少ない
2【注意】裂
●持病のある人は、医師に報告
●妊娠または授乳中の人は医師に報告
●使用中の薬を必ず医師に報告
●処方に先立ち、腎機能を確認
●心房細動では長期服用、術後血栓予防では1~2週間
●用法用量を厳守し、決められた期間続けることが大事
●飲み忘れた場合は直ちに服用、ただし次の服用まで12時間以上あけること(次の服用時間が近い場合、忘れた分は抜かす、2回分を一度に飲んではいけない)
●出血がみられたら、すみやかに医師に連絡
●とくに腎臓の悪い人や高齢の人は、効きすぎによる出血に要注意
●手術や抜歯の予定のある人は、事前に医師と相談
3【効能】
●非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制(錠15mg~30mg~60mg)
●静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制(錠15mg~30mg~60mg)
●下記の下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制/膝関節全置換術、股関節全置換術、股関節骨折手術(錠15mg~30mg)
4【副作用】獵
●出血(歯ぐき出血、鼻血、血痰、皮下出血、青あざ、血尿、吐血、血便、月経過多)
●貧血、肝機能値の異常
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