[成分]ラコールNF(製)
[分類]経腸栄養剤

食事がとれないときに用いる総合栄養剤です。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆多少消化を必要とする半消化能栄養剤
◆タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなど体に必要な栄養分がバランスよく配合される
◆脂質は比較的少なめで、リノレン酸などω(オメガ)-3多価不飽和脂肪酸の比率(ω-3/ω-6比)が高いのが特徴的
◆ビタミンK含有量を他の経腸栄養剤と同程度にした新処方(ビタミンK含有量が多い従来品は中止)
◆液剤と半固形剤の2種類の製剤がある
◆液剤は経口と経管投与(経鼻、胃瘻、腸瘻)が可能で、手術前後、大やけど、がん、口腔・食道疾患、膵炎、炎症性腸疾患、神経・筋疾患、脳卒中後遺症などにおける栄養補給に使用
◆半固形剤は胃瘻による経管投与に限られ、胃の機能が残存している脳卒中後遺症や神経筋疾患で食事がとれないときなどに使用(消化吸収に胃の生理機能が必要、胃摘出後に腸瘻を用いる場合など不可)
2【注意】裂
●服用中の薬を医師に報告
●牛乳アレルギーのある人は、医師に報告
●使用方法や注意点などについて、よく説明を受けておく
●病気により用法用量が異なるので、医師の指示どおりに使用
●経管投与では、感染予防のため、汚染防止に留意し衛生的に実施
●決められた注入スピードを守ること(注入スピードが速すぎたり、製剤が冷えていると下痢を起こしやすい)
●液剤は開封直前によく振ってから使用、半固形剤は開封前に揉んでから使用
●原則1回使い切り、冷蔵庫内に保存する場合でも24時間以内に使い切ること
●下痢が続くときは医師と相談
●味付けフレーバーがあるので、飲みにくいときは医師か薬剤師と相談
3【効能】
一般に手術後患者の栄養保持に用いることができるが、とくに、長期にわたり経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する
4【副作用】獵
下痢、お腹が張る、吐き気、吐く、腹痛
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使い方


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