[成分]エンシュア,H(製)
[分類]経腸栄養剤

食事がとれないときに用いる総合栄養剤です。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆多少消化を必要とする半消化能栄養剤
◆タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなど体に必要な栄養分がバランスよく配合される
◆他の経腸栄養剤と比べ脂質が比較的多い
◆他製品(1kcal/mL)より高濃度・高カロリー(1.5kcal/mL)なので、投与量が少なくすみ、投与時間も短縮できる
◆経口と経管投与(経鼻、胃瘻、腸瘻)が可能で、手術前後、大やけど、がん、口腔・食道疾患、炎症性腸疾患、神経・筋疾患、脳卒中後遺症などにおける栄養補給に使用
◆バニラ味とコーヒー味、バナナ味、メロン味、黒糖味の缶入り製剤
2【注意】裂
●牛乳アレルギーのある人は、医師に報告
●使用方法や注意点などについて、よく説明を受けておく
●病気により用法用量が異なるので、医師の指示どおりに使用
●経管投与では、感染予防のため、汚染防止に留意し衛生的に実施
●消化吸収障害がある場合は、他の低濃度製剤で副作用(下痢等)がないことを確認したうえで使用
●決められた注入スピードを守ること(注入スピードが速すぎたり、製剤が冷えていると下痢を起こしやすい)
●開封直前によく振ってから使用
●開封後は密閉して冷蔵庫内に保存し、48時間以内に使い切る
●下痢が続くときは医師と相談
3【効能】
一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難で、単位量当たり高カロリー(1.5kcal/mL)の経腸栄養剤を必要とする下記の患者の経管栄養補給に使用する
●水分の摂取制限が必要な患者(心不全や腎不全を合併している患者など)
●安静時エネルギー消費量が亢進している患者(熱傷患者、感染症を合併している患者など)
●経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者(容量依存性の腹部膨満感を訴える患者など)
●経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者(口腔外科や耳鼻科の術後患者など)
4【副作用】獵
下痢、お腹が張る、吐き気、吐く、腹痛
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home