[成分]ﾀｸﾛﾘﾑｽ(軟膏)
[代表]ﾌﾟﾛﾄﾋﾟｯｸ
[分類]ｱﾄﾋﾟｰ性皮膚炎治療薬
皮膚の赤みや腫れをおさえる塗り薬です｡ｱﾄﾋﾟｰ性皮膚炎の治療に用います｡
1 特徴
2 注意 裂
3 効能
4 副作用獵
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1【特徴】 ↑
◆免疫抑制外用薬(免疫調整外用薬､ｶﾙｼﾆｭｰﾘﾝ阻害外用薬)
◆効力はｽﾃﾛｲﾄﾞ外用薬3群に匹敵
◆皮膚の防御機能を損なうことなく皮膚炎を改善
◆皮膚萎縮がなく､ﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞもほとんどないとされる
◆とくに顔や首など皮膚のうすい部分での効果がよく､顔の赤みや首の湿疹に向く
◆ｽﾃﾛｲﾄﾞ外用による副作用が心配されるとき､または再燃時における寛解･維持療法にも適する
◆心配されるﾘﾝﾊﾟ腫や皮膚がんの発生増加は今のところ認めらない(10年以上の長期使用時､あるいはその後将来にわたる有効性や安全性､予後については今後の課題)
2【注意】裂 ↑
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●腎臓病など持病のある人は医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告
●2歳以上の子供には､濃度のうすい小児用軟膏を用いる(2歳未満は禁止)
●指示された用法用量を厳守
●決められた患部に限定して使用(むやみに塗り広げない)
●ｼﾞｭｸｼﾞｭｸした潰瘍面やひどい掻き傷のある患部､粘膜や外陰部には使用しない
●塗りはじめの刺激症状は徐々に軽減(強い痛みが続くときは医師と相談)
●水に濡れると刺激が強まるので､洗顔前や入浴前は塗らないほうがよい
●塗布部位は日光に長時間さらさないように､日焼けｻﾛﾝもいけない
●目に入らないように注意､万一入った場合はすぐ水で洗い流す
3【効能】 ↑
ｱﾄﾋﾟｰ性皮膚炎
4【副作用】獵 ↑
●皮膚刺激感(灼熱感､ほてり感､ﾋﾘﾋﾘ感､しみる､かゆみなど)
●毛のう炎､伝染性膿痂疹､単純疱疹､ｶﾎﾟｼﾞ水痘様発疹症､白癬などの皮膚感染症(できもの､ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ､発赤､かゆみ､水ぶくれ､じゅくじゅく､かさぶた､発熱)
●ﾆｷﾋﾞ､皮膚の乾燥､かぶれ､酒さ様皮膚炎(赤ら顔)
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