[成分]ジフロラゾン
[代表]ジフラール
[分類]ステロイド外用薬

皮膚の赤みやかゆみをとるお薬です。湿疹や皮膚炎の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆ステロイド(副腎皮質ホルモン)が配合される
◆飲み薬のような全身性副作用がなく安全性が高い
◆強さのランク(5群分類):1群[最強]
◆局所抗炎症作用と全身性副作用の分離が大きい
◆強力なので、症状の重いときや、厚く苔癬(たいせん)化した湿疹などに向く
2【注意】裂
●指示された期間十分量を用いる(自己判断で減らしたり中止すると、治療期間が長引いたり再発のおそれ)
●使用前後に手を洗い、指先に適量をとり、あまり強くこすらず軽く塗り付ける
●目に入らないように注意(大量に入ると緑内障のおそれ)
●健全な部位にむやみに塗り広げないこと、また化粧下やひげそり後などに代用しないこと
●顔面適用のさいは、医師が必要性を勘案のうえ、薬剤ランク(一段階下げる)、使用回数、使用期間等を慎重に検討
●一般的には、症状の改善とともに使用回数を減らし段階的に減量・中止する(医師の指示どおりに)
●アトピー性皮膚炎では、1~2週間をめどに重症度の評価をおこない、薬剤ランク・使用回数等を見直す(安易な長期使用は好ましくない)
●長期使用時はステロイド皮膚症に注意(副作用参照)
3【効能】
湿疹・皮膚炎群(ビダール苔癬、進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)、乾癬、痒疹群(ストロフルス、じん麻疹様苔癬、固定じん麻疹を含む)、掌蹠膿疱症、紅皮症、薬疹・中毒疹、虫さされ、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)、慢性円板状エリテマトーデス、扁平紅色苔癬、毛孔性紅色粃糠疹、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎を含む)、肥厚性瘢痕・ケロイド、肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)、悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)、皮膚アミロイドーシス(アミロイド苔癬、斑状型アミロイド苔癬を含む)、天疱瘡群、類天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む)、円形脱毛症
4【副作用】獵
●過敏症・接触皮膚炎(発疹、発赤、かゆみ、かぶれ、悪化)
●ステロイド皮膚症(皮膚萎縮、しわ、潮紅、毛細血管拡張、乾燥、酒さ様皮膚炎、紫斑、ニキビ、多毛)
●皮膚感染症(膿痂疹、毛のう炎、真菌症、ヘルペス、カポジ水痘様発疹症など)
●相当の長期大量使用で全身性副作用(副腎抑制、クッシング症候群、成長障害など)
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