[成分]レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合
[代表]ジェミーナ
[分類]月経困難症治療薬

生理を軽くし痛みをやわらげるお薬です。おもに月経困難症の治療に用います。また不妊治療にも応用されます。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆治療用低用量ピル(L-EP配合薬)
◆少量の卵胞ホルモン(EE)と黄体ホルモン(LNG)を配合
◆既存の経口避妊薬(アンジュ、トリキュラー)と同一成分
◆EEの含有量は国内最低の0.02mg、低用量化により副作用低減
◆LNGは同類薬のなかで血栓症のリスクが低いとされる
◆脳下垂体に働きかけ、性腺刺激ホルモンの分泌を抑制
◆卵胞の発育を抑え排卵抑制、子宮内膜増殖抑制、また発痛物質プロスタグランジンの産生抑制
◆卵巣や子宮を休ませ生理を軽くする、また子宮内膜症では病巣の活動を低下させる
◆28日周期法(21日服用・7日休薬)と84日周期法(77日服用・7日休薬)の2用法がある
◆84日周期法で月経痛頻度が少ない傾向
◆用法の選択は、効果や月経((消退出血)パターンを考慮し、好みや生活様式に応じて決める
◆不妊治療(生殖補助医療)においても薬事承認される
2【注意】裂
●持病や服用中の薬を医師に報告
●妊娠中、その可能性のある人、授乳中の人は医師に報告(禁止)
●血栓症や発がんリスクをふくめ注意事項や副作用について十分説明を受ける
●決められた服薬スケジュールに従い一定の時刻に服用
●1日1錠を21日間(28日周期法)または77日間(84日周期法)服用し、その後の7日間は飲まないで休薬
●以後、同様のサイクルで連続服用と休薬を繰り返す
●通常、休薬期間中に軽い月経(消退出血)があらわれる
●服薬期間中にも少量の不正出血(点状出血)を見ることも
●吐き気や不正出血は周期を重ねると軽減
●飲み忘れのないように十分注意(不正出血の原因)
●飲み忘れに当日気づいたら、直ちに服用
●翌日に気づいたら、前日分の1錠をすぐ服用、当日分も通常の時間に服用
●2日以上忘れた場合は、前日分の1錠をすぐ服用、当日分も通常通りに服用
●出血が多かったり不正出血が続く場合、逆に月経(消退出血)がまったくない場合は、医師と相談
●血栓症の症状(下記副作用)が急激にあらわれたら、服薬を中止し、直ちに救急病院を受診
●血栓症は、長時間体を動かせないとき、急激な血圧変動、脱水時などに起こりやすい
●タバコは血栓のリスクを高めるので控えたほうがいい
●セイヨウオトギリソウが含まれる健康食品は避ける
●乳がんのセルフチェックを行うこと
●定期的に血圧測定、乳房・腹部の検査を実施
●1年に1回以上、子宮・卵巣の検査を実施
3【効能】
●月経困難症
●生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整
4【副作用】獵
●予定外の不正出血(点状出血、破綻出血)
●希発月経、無月経、月経過多、下腹部痛
●吐き気、食欲不振、腹痛
●頭痛、乳房痛、乳房緊満感
●血栓症(足の痛み・むくみ、激しい頭痛、手足麻痺、話せない、胸の痛み、急に視力が落ちる、突然の息切れ)
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