[成分]リオシグアト
[代表]アデムパス
[分類]肺高血圧症治療薬

肺高血圧症のお薬です。慢性血栓塞栓性肺高血圧症や肺動脈性肺高血圧症の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬
◆PDE5阻害薬と同様に一酸化窒素経路(NO-sGC-cGMP)に作用
◆sGCを直接刺激し、血管拡張を担うcGMPの産生を促進
◆呼吸困難や運動耐容能を改善、予後改善も期待される
◆慢性血栓塞栓性肺高血圧症を適応症とする唯一の薬剤
◆手術ができない場合や、術後再発例に第一選択
◆肺動脈性肺高血圧症に対してはERAやPDE5阻害薬と同様の位置付け(中等度からやや重い症例に推奨)
◆効果不十分な場合は別系統(ERA、PGI2誘導体)と併用
2【注意】裂
●持病のある人や妊娠中の人は、医師に報告
●使用中の薬を医師に報告
●少量で開始し徐々に増量、1~2カ月かけて維持量を決定
●PDE5阻害薬、硝酸薬(ニトロ)は併用禁止
●セイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品やハーブティーは避けること(作用減弱)
●妊娠する可能性のある女性は、確実な方法で避妊(コンドーム着用等)
●めまいがひどく、気が遠くなるようなら医師と相談
●血圧測定を頻回におこない適正に維持
3【効能】
●外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した慢性血栓塞栓性肺高血圧症
●肺動脈性肺高血圧症
4【副作用】獵
●頭痛、めまい、ほてり、潮紅、鼻づまり
●低血圧、動悸、失神
●消化不良、もたれ、吐き気、嘔吐、下痢、便秘
●手足・顔のむくみ、貧血
●喀血、肺出血(痰に血が混じる、血を吐く)
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使い方


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