[成分]ビキサロマー
[代表]キックリン
[分類]高リン血症治療薬

血液中のリンを減らすお薬です。腎臓病でリンが増えているときに用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆リン吸着薬(リン結合性ポリマー、アミン機能性ポリマー)
◆消化管内でリン酸イオンと結合し、食物からのリンの吸収を阻害
◆血清カルシウム値が高く、炭酸カルシウムが使いにくいときに有用(高カルシウム血症や金属蓄積がない)
◆効果不十分な場合、炭酸カルシウムと併用することも
◆リンとカルシウム濃度を正常に保つことで、動脈硬化(異所性石灰化)をおさえ、心血管系合併症を防ぐ
◆同類薬のセベラマー(フォスブロック、レナジェル)と比べ膨潤の程度が小さく腹部膨満など消化器系の副作用が軽減
◆代謝性アシドーシスを起こさず、またビタミンの吸収障害を生じる可能性も低い
2【注意】裂
●便秘や痔、胃腸病など持病のある人は医師に報告(腸閉塞のある人は使用禁止)
●服用中の薬を医師に報告(他の薬の吸収を阻害する性質がある)
●1日3回食直前に服用
●血清リン濃度を確認しながら用量調節(徐々に増量)
●便秘や腹部膨満、腹痛が続くときは医師と相談
●定期的に、リン、カルシウム、PTHの血中濃度をチェック
●決められた食事療法を守ること
3【効能】
慢性腎臓病患者における高リン血症の改善
4【副作用】獵
●便秘、硬便、腹部不快感、腹部膨満、腹痛
●食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、胃炎
●腸管穿孔、腸閉塞(激しい腹痛、吐く、ひどい便秘、お腹がふくれる)
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home