[成分]セベラマー
[代表]フォスブロック,レナジェル
[分類]高リン血症治療薬

血液中のリンを減らすお薬です。腎臓病でリンが増えているときに用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆リン吸着薬(リン結合性ポリマー)
◆消化管内でリン酸イオンと結合し、食物からのリンの吸収を阻害
◆血清カルシウム値が高く、炭酸カルシウムが使いにくいときに有用(高カルシウム血症や金属蓄積がない)
◆効果不十分な場合は炭酸カルシウムと併用することも
◆リンとカルシウム濃度を正常に保つことで、動脈硬化(異所性石灰化)をおさえ、心血管系合併症を防ぐ
◆同類薬のビキサロマー(キックリン)に比べ、血清リン濃度の低減がよりすみやか
◆膨潤の程度が大きく腹部膨満や便秘など消化器系の副作用がやや多い
2【注意】裂
●便秘や痔、胃腸病など持病のある人は医師に報告(腸閉塞のある人は使用禁止)
●服用中の薬を医師に報告(他の薬の吸収を阻害する性質がある)
●1日3回食直前に服用
●噛んだり砕いたりしないで、多めの水ですぐに飲み込むこと
●便秘や腹部膨満、腹痛が続くときは医師に連絡
●定期的に、リン、カルシウム、PTHの血中濃度をチェック
●血清クロルと重炭酸濃度を測定し、過塩素血症性アシドーシスの兆候を確認
●決められた食事療法を守ること
3【効能】
下記患者における高リン血症の改善
●透析中の慢性腎不全患者
4【副作用】獵
●便秘、腹痛、腹部膨満
●消化不良、吐き気、食欲不振、軟便、下痢、胃炎
●腸管穿孔、腸閉塞(激しい腹痛、吐く、ひどい便秘、お腹がふくれる)
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使い方


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