[成分]デュロキセチン
[代表]サインバルタ
[分類]抗うつ薬

憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めるお薬です。うつ病やうつ状態の治療に用います。また、別の効能として、ある種の痛みにも有効です。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)
◆同系としてミルナシプラン(トレドミン)に続く国内2番目
◆安全性が高く、口の乾きや便秘などの不快な副作用も少ない
◆比較的速効性で、作用もやや強いほう
◆抗うつ作用のほか、緊張した気分をほぐし気持ちを楽にする作用があるのて、うつ病以外の心の不調に応用されることも
◆疼痛治療薬として、糖尿病性神経障害、慢性腰痛症、変形性関節症、線維筋痛症に対する効能を新たに取得
◆代謝・排泄がゆっくりなので、1日1回の服用で済む
2【注意】裂
●持病や服用中の薬を医師に報告
●注意点や副作用について、家族も含め十分説明を受ける
●子供や若い人は慎重に使用(若年者における有用性に否定的な報告がある)
●躁うつ病においては躁転、症状悪化に注意
●ふつう、少量より開始し、徐々に適量まで増やしていく
●通常、朝食後に服用
●不安や焦燥感、悪い衝動にかられるなど、精神的変調が気になるときは医師と相談
●よく効いてくるのに2~3週間かかることも
●症状がよくなってからも、しばらく少量を続けることが多い
●指示された期間きちんと服用、自分だけの判断で急にやめないこと
●眠くなりやすいので、車の運転や危険作業は避ける
●うつ病は、がんばらないで、休養が第一
●落ち着いてきたら、生活や職場の環境調整、さらに認知療法などを合わせておこなうとよい
3【効能】
●うつ病・うつ状態
●下記疾患に伴う疼痛/糖尿病性神経障害、慢性腰痛症、変形性関節症、線維筋痛症
4【副作用】獵
●口の渇き、吐き気、吐く、便秘、下痢
●眠気、不安感、頭痛、めまい、立ちくらみ、不眠
●目のまぶしさ・かすみ、発汗、味覚異常、ふるえ
●頻脈、動悸、血圧上昇
●尿が出にくい、性機能異常(勃起障害、射精障害)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、発熱、皮膚や白目が黄色)
●体重変動、発疹、かゆみ
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