[成分]クロザピン
[代表]クロザリル
[分類]安定剤

心の不具合を調整し、気持ちをおだやかにするお薬です。心の病気の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆非定型抗精神病薬
◆SDA開発のさきがけとなった薬剤(無顆粒球症の発現により、世界的に一時販売停止)
◆ドパミン2受容体遮断作用に依存せず、ドパミン神経系を抑制
◆最終選択肢として、既存薬が効かない治療抵抗性統合失調症に限り適用
◆血液障害と糖尿病の発現率が高く、さらに特異な副作用として心臓の異常やけいれんなどもみられる
◆「クロザリル患者モニタリングサービス」に基づき厳重な管理下で使用
2【注意】裂
●持病や使用中の薬を医師に報告
●医師から十分説明を受け、納得のうえで使用
●当初は入院し、厳重な管理のもと治療を開始
●用法用量を含め決められたルールを厳守
●かぜを含め、いつもと違う症状があらわれたら、直ちに医師に連絡(口渇、多飲、多尿、頻尿、発熱、咽頭痛、動悸、息切れ、むくみ、などに注意)
●飲み始めの立ちくらみに注意
●のどが渇き水をガブ飲みしてしまうときは医師に報告(高血糖のおそれ)
●定期的に白血球数や血糖値の検査を受ける
●眠くなることがあるので、車の運転など危険作業は避ける
3【効能】
治療抵抗性統合失調症
4【副作用】獵
●眠気、傾眠、頭痛、めまい
●吐き気、吐く
●口が渇く、便秘、尿が出にくい、尿がもれる
●低血圧、立ちくらみ、動悸、頻脈
●体重増加、疲労・けん怠感
●手のふるえ、こわばり
●無顆粒球症(発熱、のどの痛み、カゼ症状)
●高血糖(のどが渇く、多飲、多尿)
●腸閉塞(吐き気、吐く、腹痛、便秘、腹部膨満)
●心嚢液貯留、心筋炎、心膜炎等の心臓の異常(動悸、胸が痛い、息切れ、息苦しい)
●ぴくつき、けいれん、てんかん発作
●中止時の発汗、頭痛、悪心、嘔吐、下痢
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