[成分]レボドパ,カルビドパ
[代表]ネオドパストン,メネシット,デュオドーパ
[分類]抗パーキンソン病薬

パーキンソン病のお薬です。こわばりを改善し、体の動きをよくします。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆レボドパ・DCI配合剤(配合比10:1)
◆パーキンソン病の基本的治療薬であるレボドパ含有製剤
◆レボドパの分解をおさえるDCI(ドパ脱炭酸酵素阻害薬)のカルビドパを配合
◆レボドパの脳内移行量が増え、効力増強・持続時間延長
◆少量で済むので吐き気や動悸など末梢性副作用も軽減
◆効果発現が早く、精神症状の副作用も少ない
◆難点は長期使用時の運動合併症(不随意運動、ウェアリング・オフ現象等)
◆重症例や症状改善を優先する場合に使用(通常はドパミン作動薬で治療開始)
◆発症年齢が高ければ第一選択(75~80歳以上)
◆一般的な内用薬のほか、重症例に適用する経腸剤(胃瘻から腸に注入)もある
2【注意】裂
●緑内障など持病のある人は医師に報告
●服用中の薬は医師に報告
●使用時間や量は医師の指示どおりに
●一般的には内用薬を用いる
●内用でコントロール不可能な重症例に経腸剤(デュオドーパ)を用いる
●自分の判断で中止しないこと(症状悪化や重い副作用のおそれ)
●眠気やめまいを起こしやすいので、車の運転や高所作業は避ける
●ゆっくり動作すること(立ちくらみを防ぐ)
●不随意運動(副作用の項)があれば医師に報告
●衝動制御障害(副作用の項)が気になれば医師と相談
3【効能】
●内用剤:パーキンソン病、パーキンソン症候群
●経腸剤:レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善
4【副作用】獵
●吐き気、食欲不振、便秘、口の乾き
●不随意運動(手足、首、舌、口周辺などが勝手に動く)
●不安、焦燥感、興奮、不眠、眠気、妄想、幻覚
●衝動制御障害(病的賭博、強迫性購買、暴飲暴食、性欲亢進)
●めまい、立ちくらみ、血圧低下、動悸
●悪性症候群(高熱、発汗、頻脈、筋硬直、意識障害)
●緑内障(目が痛い、充血、かすむ、頭痛、吐き気)
●長期服用で効き目が落ちる、症状が不安定になる
●胃瘻関連障害(切開部位痛、過剰肉芽、紅斑、腹痛、腹部不快感、腸管穿孔、腹膜炎)
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home