[成分]ブロモクリプチン
[代表]パーロデル
[分類]高プロラクチン・パーキンソン病治療薬

プロラクチンというホルモンの分泌を抑えるお薬です。高プロラクチンによる排卵障害や乳汁漏出症などの治療に用います。また、パーキンソン病の症状を改善する作用もあります。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆ドパミン作動薬(麦角系)
◆多彩な生理活性をもつ麦角アルカロイド誘導体
◆高プロラクチンによる排卵障害や乳汁漏出症のほか、パーキンソン病にも適応
◆パーキンソン病の早期から使用(非麦角系を優先、70歳以上はレボドパを優先)
◆非麦角系に比べ眠気は少ないが、吐き気が多い
◆パーキンソン病で長期大量服用時、心臓弁膜症のリスク
2【注意】裂
●持病のある人、また妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬は医師に報告
●飲み始めの吐き気は、徐々になくなることが多い
●自分の判断で中止しない(反発的な副作用のおそれ)
●減量・中止のさいは漸減
●排卵障害で用いる場合、妊娠確認後に中止(妊娠中は用いない)
●産褥性乳汁分泌抑制の治療は医学的必要性が高い場合(死産、HIV感染等)
●母乳へ移行しない、ただし乳の出が悪くなることがある
●眠気やめまいを起こしやすいので、車の運転や高所作業は避ける
●ゆっくり動作すること(立ちくらみを防ぐ)
●衝動制御障害(副作用の項)が気になれば医師と相談
●とくに高齢の人は、幻覚や妄想など精神症状の副作用にも注意
●心臓や肺、胸に異常を生じたら、すぐに連絡(副作用を参照)
3【効能】
●産褥性乳汁分泌抑制、乳汁漏出症
●高プロラクチン血性排卵障害
●高プロラクチン血性下垂体腺腫(外科的処置を必要としない場合に限る)
●末端肥大症、下垂体性巨人症
●パーキンソン症候群
4【副作用】獵
●吐き気、食欲不振、便秘
●ふらつき、めまい、立ちくらみ
●発疹、顔のほてり、生理不順
●不安、焦燥感、興奮、不眠、眠気、妄想、幻覚
●衝動制御障害(病的賭博、強迫性購買、暴飲暴食、性欲亢進)
●長期大量使用により心臓や肺の障害(胸の痛み、咳、息苦しい、少し動くと息切れ、発熱)
●急激な減量・中止による離脱症状(無感情、不安、うつ、疲労感、発汗、疼痛)
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使い方


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