[成分]トラマドール
[代表]トラマール,ワントラム
[分類]オピオイド鎮痛薬

痛みを抑えるお薬です。がんの痛みのほか、いろいろな病気の慢性痛に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆非麻薬系の弱オピオイド鎮痛薬
◆モルヒネに比べ作用がおだやか、便秘などの副作用も比較的少ない
◆WHO方式がん疼痛治療法の第2段階に位置づけ
◆侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛ともに有効
◆非オピオイド系の一般的な鎮痛薬(NSAIDs等)で効果不十分な場合に使用
◆がん痛にくわえ慢性疼痛に適応拡大、たとえば腰痛症、変形性関節症、脊柱管狭窄症、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害性疼痛、線維筋痛症などに広く適用
◆即放性のトラマールにくわえ徐放性のワントラム、ツートラムもある
2【注意】裂
●持病のある人は医師に報告
●てんかんのある人は慎重に使用
●12歳未満は控える(呼吸抑制のおそれ)
●服用中の薬を医師に報告
●決められた用法用量を守ること
●通常、即放性のトラマールは1日4回、徐放性のワントラムは1日1回、ツートラムは1日2回服用
●がん突発痛には、即放性のトラマールを使用
●痛みが残るようなら医師と相談(増量または他剤への変更も可能)
●便秘の副作用には下剤で対処
●中止する場合は、医師の指示のもと徐々に減量
●痛み止めとして他人にあげないこと
●子供の手の届かないところに保管
●眠気を催すことがあるので、車の運転など危険作業は控える
3【効能】
非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛
●疼痛を伴う各種癌
●慢性疼痛
4【副作用】獵
●便秘、吐き気、吐く、食欲不振
●眠気、うとうと、ぼんやり、めまい、頭痛、意識消失
●息切れ、眠りがちで呼吸が弱くなる、不規則な呼吸
●長期服用でやめにくくなる
●長期服用中止時の吐き気、頭痛、不安感、震え(徐々に減量すれば大丈夫)
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使い方


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