煉てんかんの薬

バルプロ酸(デパケン)は、けいれん発作の予防薬として広く使われています。このお薬には、相互作用を起こしやすい性質がありますので、他の薬の飲み合わせに注意が必要です。

アスピリンや、マクロライド系抗生物質のエリスロマイシンは、バルプロ酸の血中濃度を上げ、副作用を強める可能性があります。

逆に、カルバペネム系の抗生物質との併用により、バルプロ酸の代謝が促進され血中濃度が低下してしまうことがあります。その結果、バルプロ酸の効力がなくなり、けいれん発作が起こりやすい状態になってしまいます。

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