ドライアイの薬-1

▼人工涙液
※マイティア、マイティアドライアイ、ソフトサンティア

涙の成分に近い目薬です。涙の不足しているドライアイに用います。目の表面が潤い、ドライアイにともなう不快な症状がやわらぎます。配合成分や防腐剤のあるなしなどが考慮され使い分けられます。防腐剤の入っていない一回使い捨てタイプは、頻回にさしても安心です。ただし、保険がきかないので自費扱いです。


<メモ>
●涙は、目の乾燥を防ぎ、細菌やホコリから目を守る大切な働きをしています。涙の量が減ると、目に疲れを感じたり、ゴロゴロ、ショボショボ、開けているのがつらい、といったさまざまな症状がでてきます。このような状態が眼球乾燥症候群、いわゆるドライアイです。目の表面が荒れて、角膜炎を起こすこともあります。

●涙は、三層になって目をおおっています。一番外側の油分の「油層」、中間の水分の「涙液層」、内側の粘液成分の「ムチン層」。この三層構造のバランスの乱れでも、ドライアイになります。たとえば、マイボーム腺から分泌される油分が減少すると、涙の蒸発が早まり目が乾燥しやすくなります。

●ドライアイの一般的な要因としては、テレビやパソコンの長時間の注視、空気の乾燥、老化による涙の減少や質の低下などがあげられます。パソコンと長時間向き合うときは、画面の位置を視線の下方にし、まばたきを意識して多くするとよいようです。

●ドライアイの特殊な例として、シェーグレン症候群、マイボーム腺の細菌感染、また高血圧の薬などによる薬剤性によるものもあります。きわめてまれな病気ですが、スティーブンスジョンソン症候群や眼類天疱瘡で結膜が障害されると、涙の粘液成分"ムチン"が減少し重いドライアイになることがあります。

→次

病気別Top
目の薬

戀Home