狭心症の薬-3

▼抗血小板薬
※アスピリン(バイアスピリン、バファリン81mg)、パナルジン

アスピリンに代表されるお薬です。血小板の働きを抑え、血管内で血液が固まるのを防ぐ作用があります。血栓(血の固まりで血管がつまる)ができにくくなるので、心筋梗塞の予防につながります。海外のいくつかの大規模臨床試験でも、その予防効果が証明されています。心筋梗塞を起こす危険性の高い不安定狭心症に好んで用いられています。ただ、ときに作用が強くでて出血しやすくなることがあります。皮下出血(青あざ)や歯肉の出血など出血傾向がみられたら、すぐ医師に連絡してください。アスピリンでは、胃炎や胃潰瘍にも注意します。また、パナルジンの飲み始めは、2週に1回必ず血液と肝臓の検査をおこなうようにします。

▼コレステロール低下薬
※スタチン系(メバロチン、リポバス、ローコール、リピトール、リバロ、クレストール)、フィブラート系(ベザトールSRなど)など

コレステロール値が高いときに使用します。動脈硬化の進展がおさえられ、心筋梗塞の予防につながります。その予防効果については、海外のいくつもの大規模臨床試験で証明されています。

▼その他
※ペルサンチン、アンギナール、ロコルナール、コメリアン

おだやかな血管拡張作用と抗血小板作用があります。補助的に他の狭心症治療薬と併用されることがあります。


<メモ>
●アスピリンは、もともと解熱鎮痛薬として用いられていましたが、少量で抗血小板作用を発揮するので、狭心症や心筋梗塞の治療にも広く使われるようになりました。

●食生活の改善も大切です。狭心症の人は、禁煙、禁酒に努めましょう。タバコは、狭心症や心筋梗塞の発症率を高める最大の危険因子です。飲酒は、めまいや立ちくらみ、頭痛などの薬の副作用を強めます。ストレスや過労もできるだけ避けてください。

→次

病気別Top
心臓の薬

戀Home