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成分(一般名) サラゾスルファピリジン
製品例 サラゾピリン坐剤500mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 サルファ剤/その他/潰瘍性大腸炎治療剤

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概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用

概説 腸の炎症をしずめる坐薬です。潰瘍性大腸炎の治療に用います。
作用

【働き】

潰瘍性大腸炎は、大腸に炎症を起こす病気です。慢性に推移し、活動期には下痢や血便、腹痛などがいっそう激しくなり、ときに重症化します。

このお薬は、大腸の患部に作用して炎症をおさえます。炎症が軽くなれば、下痢や腹痛もしだいによくなってきます。ただし、病気の原因そのものを治すことはできません。

【薬理】

有効成分のサラゾスルファピリジンは、抗炎症薬のサリチル酸と、抗菌薬のスルファピリジンがくっついた構造をしています。大腸炎に効くのは、大腸内で分解されたサリチル酸の抗炎症作用によるものと考えられています。
特徴サラゾスルファピリジンの坐薬です。坐薬は直腸に炎症がみられるときに向きます。
注意
【診察で】
  • 持病のある人は医師に伝えておきましょう。
  • 服用中の薬を医師に報告してください。
  • 今までに薬を飲んで発疹などアレルギー症状を起こしたことのある人は、その薬の名前を医師に教えてください。
  • 妊娠出産を希望される人は、事前に医師と相談しておくとよいでしょう。
  • 注意事項や副作用について医師から説明を受けておきましょう。

【注意する人】

血液に病気のある人、腎臓や肝臓の悪い人、また喘息のある人は慎重に用います。

  • 注意が必要なケース..血液障害、腎臓病、肝臓病、気管支喘息、アレルギー体質、妊娠中もしくはその可能性のある人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • スルホニルウレア系の血糖降下薬や、抗血栓薬のワルファリンの作用を強める可能性があります。
  • 強心薬のジゴキシンの吸収を低下させるおそれがあります。
  • アザチオプリン(イムラン)、メルカプトプリン(ロイケリン)の骨髄抑制の副作用を強めるおそれがあります。

【使用にあたり】
  • ふつう、1日2回、朝排便後と寝る前に、肛門内に挿入します。
  • 徐々に効果がでてきますので、指示された期間続けるようにしてください。

【検査】

定期的に検査を受けなければなりません。とくに腎臓や肝臓、血液の検査が重要です。

【妊娠・授乳】

病気の治療を優先して、妊娠中でも継続することが少なくありません。体内への吸収はそれほど多くありませんし、とくに危険性を示す報告はないようです。ただし、授乳は控えることになっています。

【食生活】
  • 尿の色がオレンジ色になっても、薬の色ですので心配いりません。
  • 薬の影響でソフトコンタクトレンズが着色することがあります。ソフトレンズの装着は避けたほが無難です。
  • 人によっては皮膚が日光に敏感になり、日焼けしやすくなります。強い直射日光は、できるだけ避けたほうがよいでしょう。日焼け止め効果の高い衣類、帽子、サンスクリーンなどを上手に利用してください。

【備考】

潰瘍性大腸炎の治療には、この薬のほか、ステロイド薬や免疫抑制薬が用いられます。また、腸の安静と栄養補給を目的に、特殊な栄養剤を使用することがあります。
効能 潰瘍性大腸炎
用法 通常、成人には1回1〜2個を1日2回、朝排便後と就寝前に、肛門内に挿入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 わりと多いのは、発疹やかゆみ、肛門の不快感や痛み、腹痛などです。まれに、発疹が全身に広がり、重い皮膚症状へ進展することがあります。もし、発疹や発赤など皮膚に異常がみられたら、いったん中止し医師に連絡してください。

重症化することは少ないですが、白血球や血小板が減少したり、血液の成分がおかしくなる血液障害も多いほうです。異常なだるさ、発熱やのどの痛み、皮下出血や歯肉出血など出血傾向に注意してください。予防のためには、定期的な血液検査が欠かせません。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 血液障害、溶血性貧血..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)、歯肉の出血、息切れ、めまい、顔色が悪い、黄疸(皮膚や白目が黄色)。
  • 重い皮膚症状..高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血。
  • 遅発性の重い過敏症状、伝染性単核球症様症状..発疹、発熱、リンパ節の腫れ、皮膚や白目が黄色くなる。
  • 肺障害(間質性肺炎など)..息切れ、息苦しさ、から咳、痰、発熱。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 消化性潰瘍・胃腸出血..胃痛、腹痛、下血(血液便、黒いタール状の便)、吐血(コーヒー色のものを吐く)。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。

【その他】
  • 肛門の不快感・痛み・便意
  • 口内炎、腹痛、下痢
  • 発疹、かゆみ、光線過敏症
  • 頭痛、めまい
  • 尿路結石

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おくすり110番

注意! すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う、「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。