PR おくすり 110番

成分(一般名) メキタジン
製品例 ゼスラン錠3mg、ゼスラン小児用細粒0.6%、ゼスラン小児用シロップ0.03%、ニポラジン錠3mg、ニポラジン小児用細粒0.6%、ニポラジン小児用シロップ0.03% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 抗ヒスタミン剤/フェノチアジン系/持続性抗ヒスタミン剤

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概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用

概説 アレルギーをおさえるお薬です。アレルギー性の病気に用います。
作用
【働き】
  • アレルギーの発症には、ヒスタミンという体内物質が関与しています。このお薬は、そのヒスタミンの受容体をブロックして、アレルギー症状を止めます。アレルギーによるクシャミ、鼻水、じんま疹、皮膚のカユミなどに有効です。花粉症に使われることもあります。
  • とくに、アレルギー性鼻炎(くしゃみ、鼻水)によい効果があります。アトピー性皮膚炎では、カユミの軽減効果が期待できます。軽い喘息にも適応しますが、この場合は他の薬の補助薬として用います。
  • アレルギーの原因そのものを治すことはできません。

【薬理】

おもな作用はヒスタミンH1受容体拮抗作用。ヒスタミンがくっつく受容体をブロックする作用です。そのほか、ヒスタミン遊離抑制作用やアレルギーに関与するロイコトリエンなどの化学伝達物質をおさえる作用があります。
特徴
  • 広く抗アレルギー薬に分類される「ヒスタミンH1拮抗薬」です。第2世代抗ヒスタミン薬でもあり、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が軽減されています。
  • 比較的速効性です。服用後、まもなく効果がでてきます。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 別に薬を飲んでいる場合は、その薬を医師に教えてください。

【注意する人】

緑内障のある人や、前立腺肥大症などで尿の出の悪い人には用いません。症状が悪化するおそれがあるためです。また、腎臓の悪い人や、高齢の人は慎重に用いる必要があります。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 安定剤など脳の神経をしずめる薬と併用すると、眠気の副作用がでやすくなります。
  • 抗コリン作用をもつ一部の安定剤や抗うつ薬(三環系)、胃腸薬(鎮痙薬)などとの併用により、口の渇きや排尿困難、便秘などの副作用がでやすくなります。
  • 飲酒は控えてください。眠くなりやすいです。

【使用にあたり】
  • 症状や製剤により、用法用量が異なります。指示通りにご使用ください。
  • すぐに効いてきますが、十分な効果があらわれるまでに数日かかる場合があります。
  • 花粉症では、予防的に花粉の飛び始める直前から開始することがあります。その後も決められた期間続けてください。

【食生活】

人によっては、眠気を催します。車の運転や危険な作業は控えましょう。
効能
  • 気管支喘息。
  • アレルギー性鼻炎。
  • じん麻疹。
  • 皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)。
用法
【錠・細粒】
  • 気管支喘息の場合..通常成人1回メキタジンとして6mgを1日2回経口服用する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
  • その他の場合..通常成人1回メキタジンとして3mgを1日2回経口服用する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。

【シロップ・小児用細粒】
  • 気管支喘息の場合..通常小児1回メキタジンとして0.12mg/kgを1日2回経口服用する。
  • その他の場合..通常小児1回メキタジンとして0.06mg/kgを1日2回経口服用する。
  • なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。年齢別の標準服用量は、通常、下記の用量を1回量とする(シロップmL、小児用細粒g)。
  • 1歳以上2歳未満(8kg以上12kg未満)..気管支喘息:4mL、0.2g(1.2mg)。その他:2mL、0.1g(0.6mg)。
  • 2歳以上4歳未満(12kg以上17kg未満)..気管支喘息:6mL、0.3g(1.8mg)。その他:3mL、0.15g(0.9mg)。
  • 4歳以上7歳未満(17kg以上25kg未満)..気管支喘息:8mL、0.4g(2.4mg)。その他:4mL、0.2g(1.2mg)。
  • 7歳以上11歳未満(25kg以上40kg未満)..気管支喘息:12mL、0.6g(3.6mg)。その他:6mL、0.3g(1.8mg)。
  • 11歳以上16歳未満(40kg以上)..気管支喘息:20mL、1g(6.0mg)。その他:10mL、0.5g(3.0mg)。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用は少ないほうです。人によっては、眠気や、けん怠感がでることがあります。危険な副作用ではありませんが、ひどいようでしたら、早めに医師に相談してください。

ごくまれに、光線過敏症、目のかすみ、排尿困難などが現れる可能性があります。もともと前立腺肥大症のある人や、高齢の男性では、排尿の具合に注意してください。

重い副作用は頻度的にまずありませんが、重い肝障害が報告されています。服用が長期になるときは、念のため定期的に肝機能検査を受けたほうがよいでしょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック..気持ち悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、胸苦しさ、めまい、脈が弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
  • 血小板減少症..皮下出血(血豆・青あざ)、歯肉出血、血尿、血が止まりにくい。

【その他】
  • 眠気、だるい、めまい、頭痛、頭重感
  • 口の渇き、吐き気、食欲不振
  • 動悸(ドキドキ感)
  • 排尿困難(尿が出にくい)、目のかすみ
  • 発疹、光線過敏症

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おくすり110番

注意! すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う、「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。