概説 |
前立腺がんを治療するお薬です。 |
作用 | 前立腺がんは、男性ホルモンの影響を受けて大きくなる性質があります。このお薬は、前立腺がん細胞にある男性ホルモン受容体をブロックすることで、がん細胞の増殖をおさえます。その結果、腫瘍の勢いがなくなり、病状がおさまります。
そのような作用から、ホルモン療法薬として前立腺がんの治療に使われています。手術の前後に補助療法として用いることも多いです。また、進行して骨に転移したものにも有効で、腫瘍による骨の痛みを軽減します。 |
特徴 | 非ステロイド性の抗アンドロゲン薬(抗男性ホルモン薬)です。 |
注意 |
 【診察で】
- 持病のある人は医師に伝えておきましょう。
- 服用中の薬を医師に教えてください。
- 事前に医師から、起こるかもしれない副作用や注意事項について十分説明を受けてください。

- 【注意する人】

- 肝臓で代謝される薬ですので、肝臓の悪い人は慎重に用いる必要があります。

- 【飲み合わせ・食べ合わせ】

- 抗血栓薬のワルファリン(ワーファリン)との併用には注意が必要です。ワルファリンの作用を増強するおそれがあるためです。そのほか、いろいろな薬と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬は、必ず医師に伝えておきましょう。

- 【使用にあたり】

- 決められた飲み方を守ってください。ふつう、1日1回1錠服用します。

- 【検査】

- 副作用や効果をチェックするため、定期的に検査を受けなければなりません。とくに、肝機能の検査が重要です。
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効能 |
前立腺癌 |
用法 |
通常、成人はビカルタミドとして80mgを1日1回、経口服用する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
このお薬には男性ホルモンを弱める作用があります。そのため、人によっては、性的機能の衰え、乳房のふくらみや痛み、ほてり などの副作用があらわれます。これらはある程度しかたなく、それほど心配もいりませんが、つらいときは医師とよく相談してください。
重い副作用は少ないのですが、まれに肝障害を起こすことがあります。異常なだるさ、発熱、吐き気、皮膚や白目が黄色くなるといった症状に注意しましょう。予防のために、肝機能検査が欠かせません。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
- 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向。
- 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
 【その他】
- 性欲減退、勃起力低下
- 乳房が大きくなる、乳首の腫れや痛み、ほてり
- 肝機能値の異常
- 吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢
- 発疹、かゆみ
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