概説 |
腎不全のときに、アミノ酸を補給するお薬です。 |
作用 | 腎不全で腎臓の働きが悪くなると、尿素を十分に排泄できなくなり、体調が悪くなってきます。このような場合、尿素が分解されてくるタンパク質の食事制限をしなければなりません。
このお薬には、たんぱく質をつくるのに必要ないろいろなアミノ酸が含まれます。アミノ酸を補給することで、不足するタンパク質がつくられるのを助けます。食事療法で、タンパク制限をしているときに用います。 |
注意 |

- 【診察で】

- 持病のある人は医師に伝えておきましょう。

- 【注意する人】

- 重い肝臓病のある人は使用できないことがあります。

- 【使用にあたり】

- 指示どおりに正しくお飲みください。ふつう、1日3回食後に1包飲みます。

- 【食生活】

- 決められた食事療法を守ってください。慢性腎不全においては、低タンパク・高カロリー食が基本です。タンパク質を控えるかわり、十分なカロリー(1800Kcal以上)をとることが大切です。
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効能 |
慢性腎不全時のアミノ酸補給。 |
用法 |
通常成人は、1回1包1日3回食後に経口服用する。年齢、症状、体重により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
ときに、吐き気や嘔吐、食欲不振などの胃腸症状がみられます。ひどい場合や、症状が続くときは受診するようにしてください。
もともと肝臓の悪い人では、肝臓に負担がかかり、病状が悪化することがあります。肝硬変のある人など、肝性脳症にも念のため注意が必要です。
- 吐き気、吐く、食欲不振、口が渇く感じ、お腹が張る
- 発疹、じん麻疹、かゆみ
- 肝機能値の異常
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