概説 |
腸の炎症をしずめるお薬です。潰瘍性大腸炎に用います。 |
作用 | 潰瘍性大腸炎は、大腸に炎症を起こす病気です。慢性に推移し、活動期には下痢や血便、腹痛などがいっそう激しくなり、ときに重症化します。
このお薬は、大腸の患部に作用して炎症をおさえます。炎症が軽くなれば、下痢や腹痛もしだいによくなってきます。ただし、病気の原因そのものを治すことはできません。 |
特徴 | 大腸に直接作用させる注入薬です。直腸に炎症がみられるときに向きます。有効成分は、従来のサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)を改良したものです。余分な成分を含まないので、副作用が少なくなっています。 |
注意 |
 【診察で】
- 持病のある人は医師に伝えておきましょう。
- 今までに薬を飲んで発疹などアレルギー症状を起こしたことのある人は、その薬の名前を医師に教えてください。
- 妊娠出産を希望される人は、事前に医師と相談しておきましょう。
- 使用方法や注意点をよく聞いておきましょう。

- 【注意する人】

- 肝臓や腎臓の悪い人は、慎重に用いる必要があります。病状によっては使用できません。

- 【使用にあたり】

- 説明書をよく読み、指示どおりに使用してください。容器をよく振ったあと、ゆっくりと注入しましょう。

- 【検査】

- 定期的に決められた検査を受け、副作用をチェックするようにしましょう。

- 【備考】

- 潰瘍性大腸炎の治療には、この薬のほか、ステロイド薬や免疫抑制薬が用いられます。また、腸の安静と栄養補給を目的に、特殊な栄養剤を使用することがあります。
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効能 |
潰瘍性大腸炎(重症を除く)。 |
用法 |
通常、成人には1日1個(メサラジンとして1g)を、直腸内注入する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
病気自体の症状かもしれませんが、この薬の副作用で腹痛や吐き気、下痢などを起こす可能性があります。また、発疹やかゆみなど皮膚症状がでることもあります。
重い副作用としては、腎炎、肝炎、肺障害、血液障害などが報告されています。これらはきわめてまれな副作用ですが、定期的な検査で早く見つけることが重要です。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
- 過敏性肺障害(好酸球性肺炎、間質性肺炎など)..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
- 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向。
- 心筋炎、心膜炎、胸膜炎..胸が痛い、息苦しい。
- 膵炎..上腹部〜背中の強い痛み、吐き気、吐く。
 【その他】
- 腹痛、下痢、吐き気
- 発疹、かゆみ
- 肛門部位のかゆみ、不快感、便意
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