PR おくすり 110番

成分(一般名) ブデソニド
製品例 パルミコート100μgタービュヘイラー112吸入、パルミコート200μgタービュヘイラー56吸入~112吸入、パルミコート吸入液0.25mg~0.5mg ・・その他製品 & 薬価比較
区分 他の呼吸器用薬/吸入ステロイド薬/吸入ステロイド喘息治療

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概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用

概説 アレルギーをおさえ、炎症をとるお薬です。喘息の治療に用います。
作用

【働き】

喘息は「気道の慢性的な炎症性の病気」と考えられるようになりました。そして、その治療も炎症をとるための「ステロイド吸入療法」が重視されています。

この吸入薬の主成分は、ステロイドの一種です。ステロイドには強い抗炎症作用があります。気道の炎症がおさまると、過敏性が低下し発作が起こりにくくなります。ふだんからステロイド吸入薬により気道の炎症をしずめておくことが、発作を予防する意味で非常に重要なわけです。

【薬理】

ステロイドには組織の反応性を低下させる作用があります。気道における抗炎症作用は、炎症起因物質のサイトカイン、マスト細胞、好酸球などを減少させることによります。そのほか、血管透過性抑制作用や粘液分泌抑制作用もあります。
特徴
  • ステロイド(副腎皮質ホルモン)のブデソニドを有効成分とする吸入薬です。ステロイド吸入療法は、中等度以上の喘息に第一選択されます。ブデソニドは、従来品のベクロメタゾンの約2倍の抗炎症作用を示し、しかも全身性の副作用がでにくいとされます。
  • ドライパウダー吸入式のパルミコートタービュヘイラーと、水性懸濁液のパルミコート吸入液の2種類の製剤があります。前者は一般向けです。タービュヘイラーの採用により薬剤肺到達率が向上し、従来の加圧式定量噴霧吸入器の2倍以上の到達率を示します。100回もしくは200回分の薬剤が充填されているので、薬剤の詰め替えの必要がありません。
  • パルミコート吸入液は乳幼児用です。生後6ヶ月以上5歳未満を対象とします。1回使用量がアンプルに充填されているので、これを電動式ネブライザーを用いて吸入します。自然な呼吸で薬剤の吸入が可能ですので、吸気力の弱い乳幼児に有用な製剤です。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えてください。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。
  • 正しい使い方と吸入方法の説明を受けておきましょう。

【注意する人】

細菌や真菌による重い感染症のある人は、慎重に使用する必要があります。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)との併用により、この薬の血中濃度が上昇する可能性があります。

【使用にあたり】
  • 説明書をよく読み、指示通りに使用してください。正しく吸入しないと、よい効果が発揮されません。ふつう、タービュヘイラーは1日2回吸入します。吸入力の弱い人は、吸い残しに注意しましょう。乳幼児用の吸入液は、ジェット式ネブライザーを用いて吸入します。こちらは1回使い捨てタイプのアンプルになりますので、残った液を再使用してはいけません。
  • 予防薬として毎日規則的に吸入します。十分な効果がでるまでに、数週間かかることがあります。
  • 起きている発作を止める作用はほとんどありません。発作時には、他の気管支拡張タイプの吸入薬を使ってください。
  • 急に中止をすると、反動で症状が悪化します。自分だけの判断でやめてはいけません。減量・中止をする場合は、医師の判断で徐々に減量するようにします。指示された用法・用量を必ず守りましょう。
  • 症状がよくなったら、医師の判断で治療上の必要最少量を用いることになっています。漫然と長期大量使用を続けることは好ましくありません(効き目が弱くなったり、全身性の副作用がでやすくなります)。そのときどきの症状により、きめ細かな指導を受けるようにしてください。
  • 吸入後、うがいをし口をすすいでください(口すすぎができない場合は水分を取らせましょう。)。嗄声や口内炎を予防するうえで大切です。
  • 乳幼児のネブライザーによる吸入では、口のまわりに薬剤が付着して残る可能性があります。吸入後、水で顔を洗ってきれいにしておきましょう。
  • タービュヘイラー使用後は必ずキャップ(カバー)を閉めて保管してください。また、マウスピースの外側を週に1〜2回乾燥した布で清拭しておきましょう(水洗いはしないこと)。
  • 発作がおさまらない場合や、たびたび起こる場合はすみやかに受診してください。

【検査】

長期間に大量を使用している場合は、定期的な検査が必要です。
効能 気管支喘息
用法

【パルミコート タービュヘイラー】

通常、成人には、ブデソニドとして1回100〜400μgを1日2回吸入投与する。なお、症状に応じて増減するが、1日の最高量は1600μgまでとする(パルミコート100タービュヘイラー:1回吸入量100μg、パルミコート200タービュヘイラー:1回吸入量200μg)。

  • 症状の緩解がみられた場合は、治療上必要最小限の用量を投与すること。

【パルミコート吸入液】

通常、6ヵ月以上5歳未満の乳幼児には、ブデソニドとして0.25mgを1日2回または0.5mgを1日1回、ネブライザーを用いて吸入投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日の最高量は1mgまでとする。

  • 症状の緩解がみられた場合は、治療上必要最小限の用量を投与すること。
  • 本剤を吸入する際には、ジェット式ネブライザーを使用すること。なお、ネブライザーは機種により使用法・性能が異なるため、患者及び保護者またはそれに代わり得る適切な者に対してもその使用法をよく指導し、習熟させること。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 声がかれたり、まれに口内炎や口腔内カンジダができます。もし、口に白いものができたら、医師に伝えてください。これらは、吸入後にうがいや口すすぎをすることで、たいてい予防できます。

局所に作用するので、ステロイドの飲み薬にみられる重い副作用はまずありません。ただ、長期大量使用時は、副腎皮質機能抑制、子供の成長遅延、骨粗鬆症、白内障、緑内障・・など全身性の副作用がまったくないとも言えません。念のため、それらの検査を定期的に受けるようにすれば、より安心と思います。

  • のどの刺激感、痛み、声がかれる。
  • 口腔・呼吸器カンジダ症..のどや口の刺激痛、口のなかに白いものができる。

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おくすり110番

注意! すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う、「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。