PR 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」 おくすり 110番

成分(一般名) エプラジノン塩酸塩
製品例 レスプレン錠5mg~20mg~30mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 鎮咳,去痰剤/その他/鎮咳・気道粘液溶解剤

スポンサード リンク 投げ銭コ-ナ-
概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用

概説 痰を切り、咳をしずめるお薬です。
作用咳中枢の興奮をしずめて咳を止めます。咳中枢とは脳幹の延髄にある咳のコントロール部で、のどや気管支の刺激を受けて咳を起こさせます。このお薬は、その部分を抑えこむことで鎮咳作用を発揮します。

さらに、気管支の分泌物を増やして痰の粘りをとり、痰を吐き出しやすくします。そのような作用から、上気道炎や気管支炎などによる痰をともなう咳に適します。カゼにも用います。
特徴去痰作用をあわせ持つ「非麻薬性中枢性鎮咳薬」です。麻薬性ではないので習慣性もありません。
注意

【診察で】

アレルギーのある人は、医師に伝えておきましょう。

【使用にあたり】

症状や製剤により用法用量が異なります。指示どおりに正しくお飲みください。

【備考】

咳は、気道の異物(痰やほこりなど)を排出させようとする自然な防御システムです。ですから、単に止めればよいというものではありません。

とくに、痰をともなう咳を無理に止めることは、必ずしも好ましくありません。痰がたまり、かえって症状を悪化させるおそれがあるのです。

一方で、しつこい咳は安眠を妨げ、体力を消耗させます。ときには、激しい咳き込みで肋骨が折れてしまうことさえあります。このような場合、悪い影響のほうが大きいですから、咳止め薬を用いることになります。いずれにしても、咳の原因に目を向けることが大切です。
効能 次の呼吸器疾患時の鎮咳及び去痰//肺結核、肺炎、気管支拡張症、気管支喘息、急・慢性気管支炎、上気道炎、感冒。
用法 通常、成人1日量エプラジノン塩酸塩として60〜90mgを、3回に分けて経口服用する。30mgの場合、通常成人1回1錠(エプラジノン塩酸塩として30mg)を1日3回経口服用する。年齢・症状により適宜増減する。幼・小児においてはエプラジノン塩酸塩として下記量を1日量とし、3回に分けて経口服用する。
  • 3歳以上 6歳未満:20〜30mg。
  • 6歳以上 10歳未満:30〜45mg。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用のほとんどない安全性の高いお薬です。

  • 食欲不振、吐き気
  • 発疹、かゆみ

概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
スポンサード リンク 投げ銭してネ !
おくすり110番

注意! すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う、「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。