概説 |
肝臓を守るお薬です。また、コレステロール値を改善します。 |
作用 | 
- 【働き-1】

- 肝臓の働きを守る作用があります。また、脂質の代謝をよくして、肝臓の脂肪分を減らします。

- 【働き-2】

- 善玉とされるHDLコレステロールを増やします。HDLコレステロール値が高ければ、動脈硬化がおさえられ、将来起こるかもしれない心筋梗塞の危険性を少なくできる可能性があります。
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特徴 | 大豆から抽出したリノール酸系のお薬です。強力な作用は期待できませんが、副作用はほとんどありません。 |
注意 |

- 【診察で】

- 持病やアレルギーのある人は、医師に伝えておきましょう。

- 【使用にあたり】

- 指示どおりに正しくお飲みください。

- 【食生活】

- 脂肪肝や高脂血症では、食事療法や運動療法、適切な体重の維持、禁煙なども大切。とくに脂肪肝のある人は、飲酒も控えるべきです。これらをきちんとおこなえば、薬を飲まなくて済むことが多いものです。薬を飲みはじめても、不摂生をしては意味がありません。
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効能 |
- 慢性肝疾患における肝機能の改善。
- 脂肪肝。
- 高脂質血症。
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用法 |
ポリエンホスファチジルコリンとして、通常成人1回500mgを1日3回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
副作用はほとんどありません。ときに、軟便や吐き気など胃腸症状もみられますが、軽ければ心配いりません。
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