概説 |
目の粘膜をよくする目薬です。角膜炎や眼瞼炎の治療に用います。 |
作用 | 有効成分はフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)というビタミンB2の仲間です。ビタミンB2は角膜など目の粘膜を正常に保つ働きをします。角膜炎や眼瞼炎の治療に用いられています。 |
注意 |
 【使用にあたり(点眼液)】
- 症状により、用法用量が異なります。指示通りにご使用ください。
- 1滴点眼したあと、ゆっくりと目を閉じ、まばたきをしないで1分間そのまま目を閉じていてください。
- 特別な指示がなければ1滴で十分です。うまく命中しなかったときだけ、もう1滴さすようにすればよいでしょう。
- 点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意しましょう(薬液汚染防止のため)。
- 点眼液が目の回りに付いたり、目からあふれ出たときは、すぐ拭き取るようにしてください(かぶれることがあります)。
- 他の点眼薬と併用しているときは、点眼間隔を5分以上あけてください。
- 光を避けて保存してください。開封後は、1カ月以内に使用します(残液は破棄)。
 【使用にあたり(眼軟膏)】
- 下まぶたに付けた軟膏が、徐々に目の中に広がり効果を発揮します。一般的な使い方は以下の手順です。手はきれいに洗っておきましょう。
- 鏡を見ながら下まぶたを引き下げてください。チューブをしぼりながら、下まぶたに軟膏を付着させます。このとき、容器の先端がまぶたやまつ毛に触れないよう注意してください。最後に、まぶたを閉じ、ごく軽く数回マッサージをします。ただし、手術後や目に傷があるときは、マッサージしないでそのままでいてください。
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効能 |
下記疾患のうちビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合。
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用法 |

- 【点眼液】

- 通常、1回1〜2滴を1日3〜6回点眼する。なお、症状により適宜増減する。

- 【眼軟膏】

- 通常、1日1〜4回眼瞼内に少量ずつ点入する。なお、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
副作用はほとんどありません。点眼後、かえって充血やカユミがひどくなるようでしたら、早めに受診してください。
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