概説 |
胆道や膵臓のけいれん性の痛みをとるお薬です。また、胆汁や膵液の流れをよくします。 |
作用 |
- 内臓を動かしている平滑筋のけいれんを止めます。胆石症、胆のう炎、胆管炎、膵炎などによる腹痛に用います。膀胱の平滑筋にも作用しますので、尿路結石症にも有効です。
- 胆汁や膵液の十二指腸への排出を促進します。その結果、胆のうや膵臓の内圧が低下し負担が軽くなります。
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注意 |

- 【診察で】

- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。

- 【使用にあたり】

- 症状によって、飲む量、飲み方が異なります。指示どおりに正しくお飲みください。
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効能 |
下記疾患に伴う鎮痛・鎮痙効果。
- 肝胆道疾患(胆道ジスキネジー、胆石症、胆のう炎、胆管炎、胆のう剔出後遺症)。
- 膵疾患(膵炎)。
- 尿路結石。
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用法 |
通常1回フロプロピオンとして40〜80mg、1日3回毎食後経口服用する。泌尿器科においては1回フロプロピオンとして80mg、1日3回毎食後経口服用する。年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
副作用は少ないほうです。人によっては、吐き気がしたり、胸やけを起こすことがあります。安全性の高いお薬で、重い副作用はほとんどありません。
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