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成分(一般名) SG(製)
製品例 SG配合顆粒 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 解熱鎮痛消炎剤/その他の配合剤/解熱鎮痛剤

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概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用

概説 痛みをやわらげ、熱を下げるお薬です。
作用4種類の有効成分が含まれる解熱・鎮痛薬です。イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、カフェインの4成分です。これらがいっしょに働き、すぐれた解熱・鎮痛効果を発揮します。
  • イソプロピルアンチピリン..ピリン系の切れ味のよい解熱・鎮痛薬です。
  • アセトアミノフェン..副作用の少ないおだやかな作用の解熱・鎮痛薬です。
  • アリルイソプロピルアセチル尿素..弱い鎮静作用があり、鎮痛薬の作用を助けます。
  • カフェイン..不快感や疼痛反応をやわらげます。また、血管性頭痛に対しては脳血管を収縮して鎮痛作用を示します。
特徴鎮痛薬として広く用いられていた「セデスG」の後継品です。腎障害を起こしやすいフェナセチンの変わりに、安全性の高いアセトアミノフェンが配合されています。
注意
【診察で】
  • 腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師に伝えておきましょう。病気によっては症状を悪化させるおそれがあります。
  • 喘息やアレルギーのある人も医師に報告してください。
  • 市販薬も含め、使用中の薬を医師に教えてください。
  • 妊娠中の人は、医師に伝えておきましょう。

【注意する人】

ピリン系なので、ピリンアレルギーの人は飲んではいけません。また、鎮痛薬や解熱薬で喘息を起こすアスピリン喘息の人も避けてください。そのほか、アレルギー体質の人、喘息、血液の病気、肝臓病、腎臓病、また、副作用のでやすい高齢の人も慎重に用います。

  • 適さないケース..ピリンアレルギー、アスピリン喘息、重い肝臓病。
  • 注意が必要なケース..アレルギー体質(薬物アレルギー、じん麻疹、アレルギー性鼻炎,食物アレルギー、喘息・・)、血液の病気、肝臓病、腎臓病、栄養状態の悪い人、飲酒量の多い人、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 市販のカゼ薬や解熱鎮痛薬の多くにアセトアミノフェンが配合されています。この薬と重複することになりますので、これらとの併用は避けましょう。
  • 飲酒はできるだけ控えて下さい。多量のアルコールは胃や肝臓の副作用を強めます。

【使用にあたり】
  • 決められた用法用量の範囲で使用してください。安易な長期服用は好ましくありません。
  • 多めの水で飲むとよいでしょう。胃の刺激が少なくなります。

【妊娠授乳】
  • 有益性が危険性を上回れば処方可能です。ただし、必要最小限にとどめ、適宜羊水量を確認するなど慎重に用いなければなりません。
  • 授乳中は、医師が治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を決めます。継続の場合でも、長期連用を避けなければなりません。配合成分が母乳中に移行するおそれがあるためです。

【食生活】

眠くなったり、注意力が低下することがあります。車の運転や機械の操作など、機敏な動作を必要とする仕事はなるべく避けましょう。
効能 感冒の解熱、耳痛、咽喉痛、月経痛、頭痛、歯痛、症候性神経痛、外傷痛。
用法 通常、成人1回1g(分包品1包)を1日3〜4回経口投与する。頓用の場合には、1〜2g(分包品1〜2包)を服用させるが、追加するときは少なくとも4時間以上経過後とする。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高4g(分包品4包)までとする。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 ピリンアレルギーの人など、人によってはショックや重いアレルギー症状を起こすことがあります。また、長期使用では、腎臓や肝臓の働きが悪くなったり、血液に異常を生じることがあります。できるだけ短期間の使用にとどめましょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック..気持ち悪い、胸苦しい、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、耳鳴、ゼーゼーする、息苦しい、めまい、脈が速い・弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 喘息発作の誘発..咳込む、ぜいぜいする、息をするときヒューヒュー音がする、息切れ、呼吸しにくい。

【その他】
  • 発疹、じんま疹、発赤、かゆみ
  • 胃痛、吐き気、吐く、食欲不振
  • 眠気、ふらつき、めまい
  • 肝臓や腎臓の働きが落ちる

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おくすり110番

注意! すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う、「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。