概説 |
子供の熱性けいれん(ひきつけ)や、てんかんのけいれんを抑えるお薬です。また、寝つきをよくします。 |
作用 |
- 脳全体の神経をしずめる作用があります。鎮静・催眠作用のほか抗けいれん作用もあります。
- 強い抗けいれん作用から、熱性けいれんやてんかんの治療に用いることがあります。
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特徴 |
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注意 |
 【診察で】
- 持病やアレルギーについて、また別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておいてください。
 【注意する人】
- 適さないケース..急性間歇性ポルフィリン症。
- 注意が必要なケース..心臓病、肝臓病、腎臓病、甲状腺機能低下症、重い神経症、呼吸機能の低下している人、高齢の人など。
 【飲み合わせ・食べ合わせ】
- 抗真菌薬のボリコナゾール(ブイフェンド)と、肺高血圧症治療薬のタダラフィル(アドシルカ)との併用は禁止です。いっしょに飲むと、これらの代謝が促進され、効力がなくなってしまいます。
- 別の安定剤や抗うつ剤などメンタル系の薬と併用すると、強く効きすぎたり、副作用がでやすくなります。
- 抗凝血薬のワルファリンの作用に影響を及ぼすことがあります。そのほか、いろいろな薬と相互作用を起こしやすい性質があります。服用中の薬は、必ず医師に伝えておきましょう。
- 飲酒は控えてください。副作用が強まるおそれがあります。
- セイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は控えてください。この薬の作用を弱めるおそれがあります。
 【使用にあたり】
- ひきつけの予防には、ぐずりだしたときや、熱が上がりだしたときに早めに使用するのがポイントです。医師の指示によりますが、37.5度くらいを目安にするのが一般的です。寝つきをよくする作用がありますので、使用後はゆっくり休ませるとよいでしょう。
- 眠気を催したり、ふらつくことがありますから、注意してあげてください。
- てんかんでは治療期間が長期になるものです。医師の指示どおりに続けるようにしてください。自分だけの判断で急にやめてしまうと、重いけいれん発作を起こすおそれがあります。
- 長期使用中は、定期的に検査を受けましょう。
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効能 |
小児に対して経口投与が困難な場合の次の目的に用いる。
- 催眠。
- 不安・緊張状態の鎮静。
- 熱性けいれん及びてんかんのけいれん発作の改善。
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用法 |
フェノバルビタールナトリウムとして、通常小児では1日4〜7mg/kgを標準として直腸内に挿入する。なお、症状、目的に応じ適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
てんかんの薬を、自分の判断で急に中止すると、反動で重い発作を起こしてしまうおそれがあります。用法用量を守り正しく使用することが重要です。
重い副作用はめったにありませんが、もし、発疹がでたり発熱したときは、すぐ医師に連絡してください。ごくまれですが、重い皮膚症状へ進展することがあります。
そのほか、肝臓や腎臓、血液に異常が現れたり、貧血を起こすことがあります。また、長く続けていると、骨が弱ってくることがあります。長期使用にさいしては定期的に各種の検査を受けるようにしてください。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 依存..長期に多めの量を飲み続けると、体が薬に慣れた状態になりやめにくくなる。このとき急に中止すると、いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚など思わぬ症状があらわれることがある(徐々に減量すれば大丈夫)。
- 呼吸抑制..息苦しい、起床時の頭痛・頭重感。(もともと呼吸器系の弱っている人で、まれに出現)
- 重い皮膚症状..高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血。
- 遅発性の重い過敏症状..発疹、発熱、だるい、吐き気、リンパ節の腫れ、皮膚や白目が黄色くなる。
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
- 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向。
 【その他】
- 眠気、ふらつき。
- 下痢、軟便。
- 発疹、じんま疹、発熱。
- 腎臓の異常(蛋白尿など)
- 長期連用で骨が弱くなる。
- 長期連用で効き目が悪くなる。
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