概説 |
子供の熱性けいれん(ひきつけ)や、てんかんのけいれんを抑えるお薬です。 |
作用 | 脳の神経をしずめて、けいれんを抑えます。子供の熱性けいれん(ひきつけ)の予防によく処方されます。 |
注意 |
【診察で】
- 持病やアレルギーについて、また別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておいてください。
- 【注意する人】
- 子供用の坐薬ですが、乳児に対しては慎重に用います。低出生体重児や新生児には使わないことになっています。
- 適さないケース..低出生体重児・新生児、急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症のある人。
- 注意が必要なケース..心臓病、肝臓病、腎臓病のある人、脳に病気のある人、呼吸が弱っている人、衰弱している人、高齢の人など。
【使用にあたり】
- ひきつけの予防には、ぐずりだしたときや、熱が上がりだしたときに早めに使用するのがポイントです。医師の指示によりますが、37.5度くらいを目安にするのが一般的です。寝つきをよくする作用がありますので、使用後はゆっくり休ませるとよいでしょう。
- 眠気を催したり、ふらつくことがありますから、注意してあげてください。
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効能 |
小児に対して次の目的に用いる/熱性けいれん及びてんかんのけいれん発作の改善。 |
用法 |
通常、小児にジアゼパムとして1回0.4〜0.5mg/kgを1日1〜2回、直腸内に挿入する。なお、症状に応じて適宜増減するが、1日1mg/kgを超えないようにする。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
安全性の高いお薬です。わりと多いのは、眠気とふらつきですが、それほど心配いりません。決められた範囲で使用するかぎり、重い副作用の心配はまずありません。
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