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6.【医薬品名】コルヒチン(コルヒチン)


【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

禁忌]の項に

肝臓又は腎臓に障害のある患者で、肝代謝酵素CYP3A4を強く阻害する薬剤又はP糖蛋白を阻害する薬剤を服用中の患者

を追記し、[用法・用量に関連する使用上の注意]の項を新たに設け、

投与量の増加に伴い、下痢等の胃腸障害の発現が増加するため、痛風発作の緩解には通常、成人にはコルヒチンとして1日1.8mgまでの投与にとどめることが望ましい。

を追記し、[慎重投与]の項に

肝障害のある患者

を追記し、[重要な基本的注意]の項の痛風発作の治療に関する記載を

「痛風発作の治療には1回0.5mgを投与し、疼痛発作が緩解するまで3〜4時間ごとに投与し、1日量は1.8mgまでの投与にとどめることが望ましい。」

と改め、[相互作用]の項に

本剤は主として肝代謝酵素CYP3A4によって代謝され、P糖蛋白の基質でもある。

を追記し、「併用注意」の項を

肝代謝酵素CYP3A4を阻害する薬剤〔強く阻害する薬剤(アタザナビル、クラリスロマイシン、インジナビル、イトラコナゾール、ネルフィナビル、リトナビル、サキナビル、テリスロマイシン)、中等度阻害する薬剤(アンプレナビル、アプレピタント、ジルチアゼム、エリスロマイシン、フルコナゾール、ホスアンプレナビル、ベラパミル)〕
P糖蛋白を阻害する薬剤(シクロスポリン

と改め、[その他の注意]の項に

海外の臨床試験において、コルヒチン低用量(1.8mg/日)群と高用量(4.8mg/日)群の疼痛発作に関する有効性を比較したところ、両群に差がなかった。また高用量群の方が下痢等の胃腸系有害事象の発現は高かった。

を追記する。

註:以上、厚労省/使用上の注意改訂情報 (10/06/01)より抜粋(製品例付記)


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